Lv5から始めるポケットモンスター

株式会社レベルファイブとは全く関係のない出戻りポケモントレーナーの日記。

056:マンキー マジック

初代から長らくくさポケトレーナーに愛用されてきたやどりぎのたね。これとみがわりを組み合わせ、相手のHPを吸い上げながら場に居座る戦法を俗にやどみが(そのまんま)といいます。

やどみがのポイント。

  • 食べ残しなどの回復手段と組み合わせてみがわり分のHPを確保したい
    • HPの多い相手に特に有効
    • ギガドレインなどの吸収わざ、こうごうせい等の再生回復、アクアリング*1、まもるでターン稼ぎ、おおきなねっこなども
    • 1/8ずつ吸収していくので8、9ターン粘れば倒せる
  • 交代されると効果が切れる
  • くさポケモンには無効
    • どく・ひこう・むしあたりの技をサブウェポンとして持っておくとちょっと便利。孵化の労を惜しまないならめざパ炎とかも。
  • わざ構成
    • やどりぎのたね
    • みがわり
    • 攻撃技orねむりごな・アンコール・まもる・いばるetc

とまあこんな感じです。みがわりで消費するHPを減らすために*2あまりHPに振らないでぼうぎょとくぼうに振ることが多いですが、持たせる技や役割等によってはHP振りも十分あり得ます。

やどみがの利点。

  • くさポケモン以外は相性にかかわらず有効
    • なのでハマると2体ぐらいを無傷で持っていく場合も
  • 交換を誘発しやすいためステルスロックやまきびしとの相性がいい*3
  • くさ御三家のしんりょくとの相性がいい。体力が減ってみがわりが出せなくなってもリーフストーム等の高火力わざを1.5倍で打ちこめます。(ちなみに御三家は全員やどみが可能)

やどみがは弱点の多いくさポケモンしかできない戦術で、コンボを成立させるのに2つの行動が必要なので、やみくもに始動させると逆に押し切られることが多いです。相性のいい相手に繰り出して交代を誘発したり、寝かせるまでは始動しないのが〇。幸いくさポケモンを苦手とするポケモンラグラージなどメジャーなポケモンもいるので発動するタイミングは結構あります。くさポケモンにはねむりごな所持も多いですし。

んでやどみがの対処法。

  • ちょうはつ*4
    • ほぼ完全に機能停止。やどみがオンリーの戦術のポケモンにとっては天敵。
  • アンコール*5
    • みがわり系戦術の定番の対抗策。あわてて交換せず、相手の読みを崩すのに逆利用するのも手。
  • ほえる*6
    • みがわり系戦術の定番の対抗策Part2。
  • スカーフトリック
    • みがわりさえ置いておけば怖くないですが、置く前にやられるとアウト。
  • ヘドロえき*7
    • HP吸収する分のダメージを受けてしまう。一応ダメージは与えられますが、非常に厳しい。所持するポケモンがそもそも毒タイプなのであんまり相性が良くない。
  • 回復わざもち
    • 泥仕合ののち切り崩されます。いくらHPが多いとはいえハピナスなどには他のポケモンで対応しましょう。
  • 遅いポケモンの先制わざ
    • みがわりのタイミング崩されるときついかも。つぶて・バレットと組み合わせて連打食らうと崩されることが多いです。逆に先制わざのタイミングを読んでローリスクに交代できることも。
  • こうそくスピン
    • 3on3だとあんまりみませんが、6on6だと結構多いっぽい。まきびしとかのついでに外されてしまいます。ちなみにゴーストポケモンにかえるとわざが不発になりますw

主なやどみが戦術家。

  • フシギバナ
    • 高とくしゅ耐久。あとねむりごな、ひかりのかべ。毒タイプもちなのでくろいヘドロが使える。*8ついでにヘドロばくだんでやどりぎの効かないくさポケモンへのにらみがきく。大抵の耐久ポケモンよりは速いのがポイントだったりする。低火力の耐久ポケモンだと下手するとみがわりを壊せないので相手は交代するしかなくなる場合も。ちなみにとくしゅ耐久特化した場合サンダースの10まんボルトではみがわりを壊せないし、不一致れいとうビームだと逆にしんりょくを発動して返り討ちとかよくあります。耐久にものを言わせて多少無理やり発動しても成立したり。
  • ワタッコ
    • アンコールとかリフレクターとかねむりごなとかとんぼがえりとか。ひこうタイプなのでじめん無効。パンチ力はないですが葉緑素持ちで素早いので始動しやすいです。じめんや積みわざ読みで繰り出して、アンコールちらつかせれば大抵コンボスタートできます。つぶてにだけは注意。
  • メガニウム
    • フシギバナからどくタイプを取ってリフレクターをつけた感じ。かくとう耐性なしの代わりにじめん耐性がつくのは結構重要。そのほかの使用感は大体おんなじですが物理耐久の分よく耐えます。リフレクターorひかりのかべと組み合わせればみがわりが長く持つし、いっそ粘土持ってそっちをメインとするのも手。ねむりごながないのが痛い;;
  • ジュカイン
    • 高速かつ高火力なので相手が逃げやすい。(超重要)こいつ相手にちょうはつとかアンコールとか怖くてできない。みがわりと相性のいいがむしゃらとかもあったりする。リーフストームくらいは入れるスペースがあるのでやどみがにこだわらない柔軟な動きが可能。対くさわざはシザークロスがあるけど、うーん…w
  • ロズレイド
    • 高速かつ高火力その2。毒タイプもちなのでめざパに頼らずとも対くさ性能も良好です。しぜんかいふくもちなので状態異常になった場合も立て直せます。そしてねむりごなあり。最も向いているポケモンかも。ただし低耐久なのでワンミスで即退場してしまうことも。戦術上タスキ持てないし。
  • ルンパッパ
    • そこそこ高耐久で攻撃技も使いやすいです。こおり属性が抜群じゃないのがポイント。あまごいを使ってあめうけざらを利用するのもいいかも。れいとうビームでくさ対策もいけるのもいいです。基本あめパ始動要員にしつつ、要所でやどみがとかもありかも。
  • キノガッサ
    • ポイズンヒールを利用する型。ドレインパンチで回復量を補佐したり、みがわりを利用したきあいパンチに持っていったりととても器用。言わずと知れたキノコのほうしの使い手でもあります。すばやさも耐久も大したことないので、何もしないままやられることもありますが、ハマるとやばいw


というわけでくさポケモン普及活動でした。

*1:バトンしてもらう

*2:宿木による回復量の割合を増やすために

*3:俗に言う昆布

*4:みがわり時でも効く

*5:みがわり時でも効く

*6:みがわり時でも効く

*7:マルノームドククラゲが所持

*8:のでトリックをほぼくらわない